漢方・漢方薬の輸入、栽培、製造、販売までを一貫して行うメーカーです。

株式会社 栃本天海堂

  • 先輩社員の声

医専営業部

営業(MR)担当

Q.入社当初の気持ち
営業という仕事に憧れて入社し、若気の至りで「会社を背負って立つ!」と先輩方の前で大きな声で言ってしまいました。
あれから10年以上が経ちました。まだまだ会社を背負って立っているという自信はありませんが、日々がんばっている最中です。
Q.エピソード
生薬の産地の本場は中国です。その中国の産地へ行かせていただいたことがあります。
バスに何時間も揺られて到着したのは日本では想像もできないくらいののどかな農家でした。
笑顔で出迎えてくださり暖かくもてなしていただきました。一緒に楽しくお酒を飲みました。青い空の下の小さな畑の真ん中で一緒にすわり話をしました。お互い言葉が通じないのでペンと紙で話をしました。温かい気持ちでいっぱいになり、なぜか少し泣いてしまいました。
とてもとても大事にだいじに丁寧に、心を込めて生薬を育てておられる方でした。
Q.好きな商品
漢方自動煎じ器「文火楽々(とろびらんらん)」…煎じ薬を作るのって簡単なようで案外難しいです。
水の温度はそのときによってばらばらで、それによって煎じる時間が変わってくるし、火加減も調整しないといけないので、結構手間がかかります。でも出来あがりはいつも同じとは限りません。
カラダのための薬なのに…でも文火楽々さえあれば大丈夫。水と生薬を入れてスイッチさえ押せばいつも同じものができます。そうなるように作られていて、よく考えられています。こんなのトチモトの煎じ器だけです!
Q.トチモトらしいな、と思うこと
生薬の品質にこだわる、妥協しない、愚直なほどに…。でもそうやって選ばれた生薬はやっぱりいいんです。だから社員のみんなが生薬の品質に自信を持っていて、生薬が大好きです。
Q.現在の仕事と役割
MRとして生薬に関する情報を提供することが現在の仕事です。
生薬は野菜や果物、肉、魚と同じ天産物ですが、治療のために使われるという点で違いがあります。医薬品として安全に安心して使っていただき、患者さんのために効果を発揮していただくために、会社から先生方へ、また先生方から会社へ情報を運んでいます。
Q.将来の抱負や目標
医薬品の中の煎じ薬の確固たる位置の獲得です。
現在は漢方家と呼ばれる一部の先生方に使用していただいていますが、漢方を詳しく知らない先生方にも、この病気のこの症状にはこの煎じ薬がファーストチョイスと言っていただけるような活動がしたいと思っています。